まるゼミレポート

高校生とつくるバーチャルGARDENS「方言で、告白練習してみっぺ!」ほかレポート

一夜限り!プチ文化祭としてのオンライン企画

春のコロナ休校期間中4日間に渡ってオンラインで開催した「バーチャル文化祭」を経て、いち参加者だった高校生たちにも火がつき「自分たちも何かやりたい」と言ってくれました。嬉しいですねぇ。だったら夏以降もオンラインでの実践の場を継続しよう!と、探究ゼミで作戦会議を重ねながら一夜限りのプチ文化祭を開くことにしました。

ネーミングどうしよう。文化「祭」というほどの大それたものではない、もうちょっと気軽にみんなが輪になって集まれる…そう、お庭のような空間をつくりたい…その名も「バーチャルGARDENS」です!(ぱちぱちぱち)第1回は7月26日に開催、2名の高校生が自身のプロジェクトを実践しました。

企画①「先生たちとぶっちゃけトーク!」

まず1人目は、高校2年生かの。初挑戦です!将来小学校の先生になりたい彼女は、教員を集めて先生にしか語れないことを語り合う場を企画して自分の将来にも役立てたい!とトーク企画を実施。地元の先生や遠くは香川県からも先生が参加してくれました!(実はこの企画で偶然の再会があったというウラ話は→ブログ「6年前の解像度が上がって鳥肌立った話」

日 時:7月26日(日) 17:00〜18:30
参加者:18名(主催者含む)
プログラムリーダー:かの(高2)

参加者の声

  • かのちゃんの、本気で語りたいっていう気持ちが伝わって、私も話をしたくなりました!どの職業もそうだと思うのですが、その職業に就いてみないと、本当の楽しさって分からないんだなぁと思っています。だから、かのちゃんにも、この楽しさを味わってほしいと思っています。
    教員の仕事は、いつも子どもから学ぶことが多いです。ある意味正解がない世界ですが、子どもと向き合って学び続ける人ならば、ぜひなるといいと思います。今はじっくり、たくさん進路を悩んでください。悩んで出した答えが、かのちゃんの正解だと思います。それから、一生懸命やれば、結果はいつかついてくると思うし、ダメでも自分にとってのいい経験になると思います!

企画②「方言で、告白練習してみっぺ!」

つづいて、同じく初挑戦!2年生のひかるです。彼は地元気仙沼の人口減対策として若者の地元への愛着を高めてもらおうと「方言」に目をつけます。その魅力を再発見してもらうために考えたアイディアが、なんと移住者など多地域出身の人を集めて、それぞれ地元の言葉で「好きな人に告白するシーン」の寸劇をつくるワークショップ!決められた時間内でグループに分かれ、ストーリーを考えます。福井弁、富山弁、関西弁、北海道弁、気仙沼弁…あまずっぱいコントがたくさん生まれるという大盛り上がりの会になりました!そりゃ盛り上がるでしょ!

日 時:7月26日(日) 19:00〜20:30
参加者:18名(主催者含む)
プログラムリーダー:ひかる(高2)

参加者の声

  • 進行もグループ発表時のまとめもとてもスマートでびっくりでした!使ってる本人にとっては何気ないものでも、方言ってすごくかわいくて温かみがあっていいなあと思いました。
  • 方言いいですね!方言で話すみんなが生き生きしていたのが印象的でした。方言はその人の根っこなんですね。照れ臭い告白を方言でやることで、その人の故郷での青春時代や隠れていた人柄も垣間見える気がしました。オンラインなので、遠くに住む人たちにも参加してもらったら面白そう。

(文・たくま)

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