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探究学習支援事業「探究のタネを見つけてみよう!」実施レポート


気仙沼の中学3年生を対象に、高校進学後の探究のきっかけ(=タネ)を探す、まち歩きイベント『探究のタネを見つけてみよう!*』を3月12日(木)に実施しました!

*『探究のタネを見つけてみよう!』は探究学習支援事業の委託を受け、一般社団法人まるオフィスが運営を行いました。

ふとした風景を面白がりながら、まち歩き

イベントには市内の複数の中学校から、中学校を卒業したばかりの中学3年生たち7名が集まってくれました。
お互い初対面のメンバーもいる中、緊張の面持ちの中学生もいましたが、自己紹介とアイスブレイクのカードゲームを経て、少し表情が和らいだ様子。

このまち歩きの目的は、身近にあるけれど普段は見逃してしまっている探究のタネ(問いや疑問、モヤモヤしていることや気になっていることなど)に目を向けること。
参加してくれたみんなには「知らない、見たことのない、聞いたことのないものに、フラッと寄り道してみよう!」と話し、気付いたものを忘れないよう、メモを取ったり写真を撮ったりするよう伝えて、まち歩きに繰り出しました。

”フラッと寄り道”精神で、その場で気になったものを写真に撮ったり、気になったことを言葉にしたりしながら、内湾を歩いていきます。


○なんで「浮輪」じゃなくて「浮環」なんだろう?


○この船は、何の漁をする船なんだろう?イカ?

地域のプレイヤーの話を聞いてみよう!

内湾沿いを歩いて、神明崎に到着。神明崎にある五十鈴神社の社務所をリノベーションしたカフェ「喫茶ふくふく」に向かいました。
喫茶ふくふくでは、五十鈴神社の神主であり、喫茶ふくふくのオーナーでもある神山 昌宏さんが迎えてくれました。

神山さんからは、
・どうして神主になったのか
・五十鈴神社とはどんな神社で、どうやって運営しているのか
・なぜカフェをスタートしたのか
・内湾エリアやカフェがどうなってほしいと考えているのか
などのお話を聞きました。

実家に家業がある子、いつか起業したいと思っている子、それぞれが自分のことと重ねて、神山さんのキャリアや仕事、気仙沼への想いの話をじっくり聞いていました。

まちづくりを、まちを歩きながら知る

神山さんのお話を聞いた後は、太田地区に寄り道。
太田地区の歴史を解説し、さらに太田地区にある歴史深い建物をリノベーションして作られたアートギャラリー「HAMACHIDORI」を外から見学しました。

内湾エリアの歴史と、その中で太田地区や神明崎を中心に行われているまちづくりの話などをしながら、ゆったりとまちを歩きました。

発見と、問いと、これからの楽しみをシェアする

まち歩きのあとは、再度スクエアシップに戻り、まち歩きで見つけた新たな発見や気になることを共有しました。

・神社と地域の関係性ってどうなっているんだろう
・震災前ってどんな感じだった?
・気仙沼の未来を考えるプロジェクトがあることを知って、具体的に何を作るのか、住民には何が欲しいのかを聞いているのかが気になった
内湾エリアのまちづくりの話を聞いて、どのように進めているのかや、まちの過去の姿とこれからの姿が気になっている人が多くいたようでした。

さらに、それらの発見や問い、それ以外のことでも、高校に行ってからチャレンジしたいこと、楽しみなこともシェアする時間を取りました。
これからのワクワクに満ちた言葉たちに、私たちもワクワクする時間でした。

最後に

今年度の探究学習支援事業の、最後のプログラムでした。
みんながこれからの探究と、高校生活に胸を踊らせていて、ひとつひとつのことを楽しみながらまち歩きやそのあとのワークに参加してくれていたのがとても印象的でした。

みんなのこれからチャレンジしたいことも聞けて、一緒に何かができるかもしれない、そんなワクワクを感じていました。
来年度、また会えるのが楽しみです!

(文:さえ)

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