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気仙沼の高校生とエネルギーの展示会に行ってきました!【学びの産官学コンソーシアム】


2025年度最後の「東京旅!学びの未来アドベンチャー」!
3月17、18日の2日間、世界最大級の新エネルギーの総合展「SMART ENERGY WEEK 春 2026」(以下、スマートエネルギーWeek)の視察*に、気仙沼の高校生9名と共に行ってきました!

「東京旅!学びの未来アドベンチャー」とは:社会の最前線の課題を先取りし近未来の問題解決に取り組む技術やサービスが一堂に会し、商談や情報交換が繰り広げられる展示会。そんな展示会を、地元の高校生と地元の企業の経営者が一緒に視察するプログラムです。

*このプログラムは気仙沼学びの産官学コンソーシアムが主催し、一般社団法人まるオフィスが委託を受け、運営を行っています。

問いを深めよう!

視察前に事前研修を2回実施しました。

1回目は、展示会がどういう場なのかを知ったり、新エネルギーに関する気になるテーマをピックアップしたりする時間を取りました。

2回目は、視察で意識したいポイント(挨拶や自己紹介をすること、事前調べが重要であること、など)を確認した上で、地元企業の取り組みについて実際に企業の方に質問する時間を取りました。
今回は、太陽光パネルの設置やメンテナンスなどを手掛ける(株)パートナーズにご協力いただき、事業紹介をしていただいた後、普段のお仕事や業界の最新の動向などについて、高校生から質問させていただきました。

2012年の「固定価格買取制度」の導入をきっかけに急増した太陽光パネルが、寿命を迎える2040年ごろに一斉に廃棄されると予測されています。そのため、近年はそれらリサイクル技術が注目されているんだそう!
視察するのにおすすめの企業なども聞き、実際の展示への興味や、各エネルギーへの問いがグッと深まる時間でした。

いざ、東京の展示会へ!エネルギーの最先端を知ろう!

事前研修を終え、いよいよ東京の展示会へ!スマートエネルギーWeekの視察を行いました。

今回のスマートエネルギーWeekは、規模が昨年度よりも大きくなり、東京ビッグサイトのほとんど全部の会場を使って開催されました。
水素・燃料電池、太陽光発電、風力発電、バイオマス、ゼロエミッション火力発電……など、複数の会場に分かれており、その中にいくつもの企業や国のブースが並んでいます。

展示が多いだけでなく、セミナーもあるため、誰かと一緒に回るか1人で視察するかは高校生たち自身に選んでもらい、それぞれで気になる展示やセミナーを見に行きました。

実際に工場で使われる発電の機械やその模型、水素エネルギーを使って走る車や風力発電のメンテナンスを行う船の紹介など、エネルギーを直接使うものの展示だけでなく、その周辺の多岐にわたるニーズに合わせた商品・技術が紹介されていました。

今回の展示会では洋上風力発電が気になった高校生が多かったようです。
海に風車を浮かべて発電する洋上風力発電は、風車の周辺で魚を獲ったり、船が近づいたりすることができなくなります。そこを寧ろ、漁場になるようにデザインする取り組みがあるとのこと。
海や魚が身近にある(いる)気仙沼の高校生だからこそ、身近なテーマとして捉えられたようです。

集大成!企業の方と「気仙沼のエネルギーのこれから」を考える

学びの旅から帰った後は、振り返り会を実施しました。
それぞれ展示を見て気になったもの、気仙沼に取り入れてみたい考え方や取り組み、実現する上で必要なことなどをレポートにまとめ、グループごとに発表してもらいました。

企業の方や市役所の方など、エネルギーに関係する仕事をしている方々に向けて視察の報告を行い、コメントをもらいました。

バイオマスに興味があると話してくれた高校生には、気仙沼市のバイオマス発電の現状を伝えてくださったり、どうしたら取り入れられるのか、その前にどんな課題があるのかなど、現状についての詳しいコメントをいただきました!
「最先端」と地域の現状の両方を知ることで、より深く気仙沼のエネルギーについて考える時間になりました。

最後に

普段の生活の中ではなかなか意識しないエネルギーについて、それぞれが身近なテーマと結びつけて自分ごととして考えることができて楽しかったという声や、逆にたくさんの分野、企業の話を聞くことで世界が広がったという声もありました。

この約1ヶ月のプログラムが、今後どのように繋がっていくのか、みんなの今後が楽しみです!

(文:さえ)

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