まるゼミレポート
未来ゼミvol.03レポート:AI(人工知能)ってなんだ?Ⅱ
未来にわくわくしてる?
高校生と未来をわくわく考えながら「未来リテラシー」を高めちゃおう!というゼミ、その名も「けせんぬま未来ゼミ」。認定NPO法人底上げの成宮崇史さんと一緒に今春から始めて、この度第3回を開催しました。(けせんぬま未来ゼミの想いはこちらのコラムをご覧ください)
第3回のテーマは、第2回に続き…未来を変える大本命のツール!「人工知能=AI」です。
(前回のレポートはこちら)
さてさて、今回はどんな内容だったのでしょうか。
な、なんと…前回に引き続き…!
ドキュメンタリー番組の続編をみんなで見ました!!
AIの劇的な進化の現状を分かりやすく描いた某局のドキュメンタリー番組。
前作からまた一歩進んだAIの技術を目の当たりにしました。
そして、番組を見終わったらみんなで感想を共有します。この時間が大事なんです。
さらに今回はゲストが登場。東京で外資系企業にお勤めのさゆりさんです。
今回も、AIは人類にとって天使か?それとも悪魔になり得るか?というテーマで話を進めます。
「前回は【悪魔派】だったけど、今回AIが実際に使われている実用例をいくつか見て【天使派】になったかも…」
「うん、プラスに捉えるようになってきた」
という声もちらほら。AIは原則「失敗しない」のですから。
ここでゲストのさゆりさんが語ってくれます。
「私の会社では『トライ&エラー』が大事にされている。
『いっぱい失敗してください、いっぱい成長してください』。
医療とかと違って、私の業界は失敗することで誰か死ぬ訳ではないので」
なるほど〜と合点がいった様子の参加者がいました。高校2年生です。彼女は言います。
「前回と今回でAIのことを知って、しょっちゅう失敗する私は失敗しないAIより劣ってるなぁと思ってました。
でも、人間は『失敗できる』んですね。人間は失敗することで成長することができるんですね」
AIとは?を考えることで、人間とは?私とは?が見えてきます。その中で、今回はすごく前向きな意見が飛び出しました。
今回も話題が深まったところで終了!
AIシリーズはまだ続きます!次回もお楽しみに。
(文・加藤拓馬)
第3回けせんぬま未来ゼミ 概要
日 時:
2018年6月20日(水)
18:00〜19:30
場 所:
スクエアシップ(気仙沼海の市2階)
参加者:5名
気仙沼高校2年 4名(女4)
本吉響高校2年 1名(女1)
主 催:
一般社団法人まるオフィス
認定NPO法人底上げ