まるゼミレポート
浜のまちがっこう2019レポート
今年で3年目となる「浜のまちがっこう」。
子どもから大人まで、100名近くの方にご参加いただき大盛況となりました。
去年、初めて取り入れた“ウニ獲り体験”に加え、今年は“たづぼんこ選手権”が実現!!!
いや~~~、今年も感動の瞬間を見ることが出来ました。
今回は、当日の様子を紹介します!
浜のまちがっこうとは?
大震災以降、海離れしてしまった子どもたちに「ふるさとの海に親しんでほしい!」という想いから生まれた企画。
子どもだけでなく地元の大人や大学生まで、たくさんの方のご協力を受け、今や多世代交流、多様な大人や学生と出会う場にもなっているビッグプロジェクトです。
(企画・運営は、唐桑に住む地元&移住者の若者が中心となって行っており、まるオフィスも共催として参画)
浜のまちがっこう2019
午前中は、
釣りや、シーカヤック、
ウニ獲り体験や、高校生企画のこものづくりなど、
小学生たちは、思い思いに海を楽しみました。
※ウニ獲り体験は、ウニ漁解禁日(開口日)以外では、キャッチ&リリースを条件に「浜のまちがっこう」のみに許可されたものです。
宮城県漁協唐桑支所と県水産課の協力のもと、去年よりようやく実現しました。
お昼は、流しそうめん&スイカ割りでお腹をいっぱいにすると、
午後は、大人気企画!水鉄砲大会!
頭に付けた、金魚すくいのポイを狙って本気の戦い。
そして、最後は今年の目玉企画!“たづぼんこ選手権”!!!
“たづぼんこ”とは、岸壁や防潮堤から海へ飛び込む、立ち飛び込みのこと。
昔から、唐桑で親しまれていた遊びの一つです。
(ちなみに、唐桑でしか通用しない「たづぼんこ」という言葉。気仙沼の市街地の人も??な言葉です)
しかし、近年子どもたちが浜へ足を運ぶ機会は減り、
今やたづぼんこ経験者の子どもは少数。
「昔は、当たり前のようにみんなでたづぼんこをしていたんだけどなぁ」
という嘆きを聞くこともしばしば。
とはいえ、親御さんからすれば心配…。
“だったら、みんなでその機会を作っちゃえ!”
ということで、安全体制を徹底した上での実現が叶いました。
大人たちに見守られ、大歓声が沸き上がる中、
初めてとは思えないくらい勢い良く飛び込む子どもたち。
そのたくましい姿に、会場は感動の空気で包まれました。
子どもたちに無かったのは、飛び込む勇気ではなく、機会だったんだなぁ、と。
こうして、全コンテンツが終了。
満足そうに帰っていく子どもたちを見送り、今年の浜のまちがっこうも無事に終わ…
らなかった!!!笑
その後も、授業の一環で参加してくれた立教大学の学生たちが動画を作成してくれたり、
制作:立教サービスラーニング(RSL)のみなさん
まちづくりサークル「からくわ丸」が
唐桑公民館にて、当日の写真展示&販売も実施したりしました。
(懐かしの修学旅行の写真販売スタイル)
「当日の写真が欲しい!」という保護者の声にお応えして、保護者限定で写真を販売し、
公民館に立ち寄った方にも、当日の様子を見てもらうことが出来ました。
来年は、どんなチャレンジが生まれるでしょうか。今から楽しみです♩
(しおり)
浜のまちがっこう2019 概要
日 時:8月11日(祝)9:00~15:00
場 所:藤浜(宮城県気仙沼市唐桑町鮪立302付近)
参加者:97名
主 催:からくわ丸・唐桑町まちづくり協議会
共 催:まるオフィス
協 力:宮城県漁業協同組合唐桑支所・唐桑海友会・唐桑観光ガイドの会
後 援:気仙沼市教育委員会