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気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020レポート

気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020レポート

史上最多タイの17組22名のエントリーがあり、午前と午後の2部開催となった「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード2020」。午前の部、全17組が2会場に分かれて、自身が取り組んできたプロジェクトの発表を行い、招待した地域の人からフィードバックをもらいます。高校生どうしの互選で代表を選出、午後の部は、メイン会場よりオンライン配信にて代表に選ばれた10組の発表&表彰をお届けしました。
そちらの様子がアップされましたので、ご覧ください。

気仙沼市担い手育成支援事業Webページより
http://numa-ninaite.com/2021/03/01/numaconference-report_2020/

また、アワードの見逃しアーカイブ動画をご覧になりたい方は申込みをすれば視聴可能になります。
▼アーカイブ視聴のお申し込み
https://forms.gle/n8fEgMAWCsmpTomj8

市長賞受賞高校生インタビュー

午後の部 スペシャル企画

https://maru-office.com/2021/03/column_36/

キーワードは「高校との連携」!?

今回大会の最大の特徴は「高校との連携の深化」でしょう。以下、加藤拓馬の考察をつらつら書くコーナーです。

① 生徒が学校の探究学習と「テーマをリンク」

今年度は、高校の授業で取り組む探究や研究テーマと地域で取り組むマイプロジェクトのテーマを合致させる高校生が多かった。より自分ゴトとして、高校の先生にも私たち地域のコーディネーターにも伴走サポートをもらいながらプロジェクトを深められることになった。

昨年度まで私たちは、自分を振り返ってテーマを設定するところから始めよう!という夏合宿を実施していた。結果「高校は高校、マイプロはマイプロ」と併行して別テーマを設定する生徒が見られた。一方、今年度はコロナ禍で合宿が中止、結果学校で一度設定したテーマを基にしたプロジェクトをひっさげてアワードに臨む生徒が増えた、と見ている。高校での取り組みの質も上がっていると思われる。また、探究ゼミを毎週開いて日常的にサポートしたのも奏功か。より自分ゴトのも高いテーマ設定へとチューニングされたと思われる。

② 高校がマイプロジェクトを「受け入れてくれた」

今年度は私立含む市内全4校から出場者があり、しかも各校担当の先生が協力的で、例えば私たちがマイプロジェクトのブラッシュアップのため生徒との打ち合わせが必要になった場合、放課後、校内の空き教室やPCルームを貸してくれた。これは画期的だった。さらに、今回のアワード審査員の大正大学浦崎太郎教授の提案により、高校生、高校の先生、市職員、私たちコーディネーターが一堂に会するキックオフミーティングがオンラインで実現。浦崎先生も「気仙沼という地域に共創共学の土壌がある」と絶賛。結果、生徒にとっても安心して取り組める環境が生まれた。

4期目となる今大会に至るまでスタッフが地道に高校にアプローチしてきた結果とも言える。一方、時代背景もある。高校の授業で「総合的な学習の時間」は「総合的な探究の時間」と改定、より探究色が求められるようになり、マイプロジェクトアワードの取り組みと高校の取り組みの利害が一致し始めた。

気仙沼高校では18年度よりフィールドワーク・アドバイザーとして、課題研究の放課後相談室を開いている。今年度から授業内に入って相談役を務める機会も生まれた。

10〜12月 気仙沼高校FWアドバイザーの活動
10/19 放課後相談室
10/23 研究発表会参加
10/27 放課後相談室
11/04 放課後相談室
11/11 中間発表会にてコメント
11/26 放課後相談室
12/08 放課後相談室
12/22 放課後相談室

気仙沼向洋高校や本吉響高校、東陵高校についても、放課後校内でアワードエントリー生とミーティングする機会が生まれた。(写真:放課後訪れた向洋高校)

コロナ禍でも「アクションを起こそう」

さて、そんな高校との連携の深化もあり、コロナ禍という活動への制約があるにも関わらず、高校生たちと「アクション起こしてなんぼ」という空気感をつくっていくことができました。しっかり準備、対策をして、自分たちのプロジェクトを実践に移す高校生たちの姿は本当にたくましかったです。


(男性向けのステルスメイク体験会を開いた高校生)


(子ども向けに民話の魅力を伝える絵本ワークショップを開いた高校生)

https://maru-office.com/2021/02/column_34/

代表のコラム(note)
コロナ禍で動きはじめた高校生〜2020を総まとめ〜

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